一日制作。
いよいよ大詰め。
搬入日前日まで作業はかかりそうだが先は見えてきた。
あとちょっと。
気になるのはエールフランスのスト。
9/30までまた延期されたよう。過去最長との事。。
でもパイロットたちの抗議内容も一理あるとは思う。
ニュースではエゴイストという表現もあったが。。
うーん、この帰りの航空券は果たしてこのままでよいのか。
搬入終わって考えよう。
そして『「イスラム国」による米、仏地下鉄テロ計画か。』というニュース。
これから残り一週間、メトロにいっぱい乗らないのいけない予定なんですけど。。
言葉はよく分からないなりに、TVニュースを眺めていると、
アフリカ、中東の地図上の、直線に引かれた国境線がまず目につく。
これらは言うまでもなく西欧諸国によって引かれたものだ。
因果応報という言葉が頭をよぎる。
フランスに来てまず感じたのは中東、アフリカ系の人々がとても多く暮らしていること。
そしてムスリムの多さ。
ヨーロッパの若者が彼らに同調しての、「帰国テロ」も懸念されているという。
これは自分たちに贖罪の意識があることも関係しているのではなかろうか。。
誰かが飛行機から地上を眺めて
「国境なんてものはどこにも見えない、そんなんに振り回されるのはアホらしい。no borderだ!」
みたいに言っていた。
その国境線に守られてぬくぬくと日本で暮らし、ちょっと出て歩いてみた海外で、そうのたまう。
人間は神ではない。自分が今いるその場所でしか存在し得ない。
自分たちの母語を奪われ、家族を殺され、そのルーツを絶たれた人々にその言葉を向けられるのか?
私はスーパーで黒人の人々がフランス後を話し、そこで売り子として働いている、
このフランスの日常となっている光景に、
多くの事を考えさせられる。
そして私はフランスに来て何度日本人であると自らを説明したか。
(フランス人の日本へのイメージは良好。)
私は今ここでも日本に守られていると感じる。