朝食も卵を焼きケチャップをかけるともういつもの味だ。
そしてお決まりのバナナにパンでばっちりだ。
冷蔵庫に、小さな冷凍庫もついていたことが発覚し、昨日の貴重な白米も、冷凍した。
ドライヤーも用意してくれた。
だんだん生活が落ち着いてきた。
この日は画廊の方と、その友人作家のジョンさんが
マランという画材屋さんに連れて行ってくれた。
なんでもジョンさんはそこの常連客で、15%オフで買うことができるという。
今日の買い物はジョンさんの買い物で、ジョンさんが財布を忘れたため
私が代わりにカードで払うという小芝居を打つ。
店の人も少々怪しんで?いたけれど、
なんとか割引でお目当てのものを買わせてもらうことができた。
日本の画材店に比べると随分とおしゃれで洗練された雰囲気のお店でびっくりした。
(画像はその画材店。絵の具の形をした看板キャンバスの木枠を持った人の像が立っている)
これで画材はほぼ揃った。
あとは。。。パネルの到着を待つのみ。
前もってパネル作成はお願いしていた。
バカンス前に作ってくれたのでもう完成はしているのだという。
でも配送関係がまだバカンス中で、届くのは9月に入ってからなんだそうだ。
なんだかフランスってなぜこういうことになるのか、なんとなくこちらでいると分かる。
だって今この8月末の時点で、朝ちゃんと明るくなってくるのは8時~9時、
夜は8時くらいになってようやく日本の夕方5時くらいの日の落ち具合になる。
日本人が時間にきっちりなのは、朝、「おひさま!おはよ~!」ってな具合に
日の出とともに目覚め日が暮れるころに帰り、夜の支度をするという、
体内環境に適した状況が自然と用意されているからなんじゃないかと思う。
(もちろん帰宅時間は大人はまちまちだけど、朝は皆同じ)
日本時間(家族との電話のため)と、こちらの時間と時計を二つ用意して、
手作りカレンダーを壁に張りつけると、ようやく時差ぼけも直ってきた。
やはり基軸を決め、計画を立てるのは大切である。
パネルが届くまで、明日から行きたかった場所に繰り出すことにする。