Posted by Eri Minami - 2014.08.27,Wed
1日目
家族に見送られ関空を発つ。3歳の娘はまだどのくらいの期間母が不在かは分かってない様子。帰ったらプリキュアの映画見に行こうねといってハグと両手タッチでで別れる。6歳の息子はさすがに一ヶ月半の長さを分かっているようでなかなか離れない。本当に振り切るのがつらかった。。夫と実家の母によくよく二人を頼み出国審査へと向う。
結局作品は自分で運ぶことにした。この数ヶ月描きためた作品をくるくると巻いて業務用?ラップでくるみさらにそれを124×直径20センチのボイド管に入れ、背負えるようにした。(梱包手伝ってくれた夫と母に感謝)なにかどこかのテロ犯のような出で立ちに。。でも日本人女子ということで?なんの疑いもかけられることなく無事飛行機に乗る。機内では白人、黒人、アラブ系っぽい人、アジア系、それぞれ同比率くらいの人々がのっていた。空港についてからはタクシーでアトリエに向うことになっていて、そこでパリ日動画廊の方と待ち合わせるすることになっている。空港についてタクシーに乗ることを想像すると、(この大荷物でよたよたしながらの日本人女子一人旅というなんと狙われやすい条件か、、)そして隣と前隣、斜め前隣は黒人男性という席で、緊張してうかうか眠れなかった。機内では3つも映画を見る。ずっと見たかった、松たか子の「小さなおうち」。おもしろかった。そう、私がおばあちゃんから聞いたのも、こういう戦時中の雰囲気だった。教科書でなくて、これが本当の日本だっただろうなとかいろいろ考える。(帰国したら小津安二郎作品の「東京物語」を見たい。)後の二つはおしゃれパリ映画みたいなの。たぶん有名なもの。フランス語で分からないので雰囲気だけ楽しむ。
約12時間かけてその日の夕方シャルルドゴール空港に到着。スーツケースとともに預けたボイド管とも無事再会。(涙)お金を盗まれるより何よりこれが紛失してしまうのを一番心配していたので相当ほっとする。
そこからタクシー乗り場を探す。途中アラブ系の紺色のスーツ着た男性から「Taxi?」と声をかけられる。真摯な感じでこちらですよとエスカレータに誘導され、中にはエアフランスのバッジをつけた素敵な白人女性が同じ紺色のスーツで乗っていて笑顔だったのでこの彼もきっと空港の人かなと思う。おりたところは上に白いTAXIと書いたプラカードをつけた黒光りしたベンツやらアウディやらの車が並ぶ場所。その人は私の荷物を優しく車に載せようとする。「あれ?やっぱりおかしい!」このときようやく気づく。正規のタクシーの運ちゃんは荷物を載せてくれないし、日本みたいにはドアも開けてくれないので自分で開けると本には書いてあった!しかし彼はジェントルマン風にドアも開けてくれ乗るようにいう。
「やや!こりゃいかん!やっぱり自分でもう一回正規のタクシー乗り場を確認しなければ!」と思い直す。
私「Wait! Wait! Wait! This place is Offical Taxi Place?」
流しのタクシー運ちゃん「Yes! Offical Taxi! Please!」
相手の目をじーーーーっと見定めやっぱこの目はだめだと思い
ちょっと電話してくるなどとよくわからない言い訳をしてその場を立ち去った。。
どうやら彼は正規のタクシー乗り場の手前でお客を待ち伏せし、後から高額な料金をぶんどるという噂の「流しのタクシー」その人でした。
いろんな人に聞きまくり(旅の恥はかきすて)なんとか白人家族の優しいサポートも受けつつ正規のタクシーに無事乗車する。しかしここでも油断は禁物。空港で目を付けられると集団でタクシーを囲み渋滞に巻き込まれたところで窓を割って荷物を奪おうとする荒手の手法もあるらしい。正規のタクシーの運転手のおじさんは適当に荷物を載せるのも手伝ってくれ、適当に後ろ乗ってと指差す程度。そのさりげなさがバッチグーだった。そして約50分かけて、ようやくモンルージュというパリのすぐ近くの町にあるアトリエに到着する。
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PROFILE
HN:
Eri Minami
年齢:
42
HP:
性別:
女性
誕生日:
1982/09/24
職業:
絵描き
趣味:
写真
自己紹介:
2児の子をもつ絵描きです。日々のいろいろなことを徒然なるままにぽつりぽつりと書いていきます。
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